今日、紹介するのは、
山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』という本。
ズーニーさんは、大学卒業後、ベネッセで小論文の雑誌編集長を務めました。00年にフリーランスとして独立し、『ほぼ日刊イトイ新聞』で7年にわたって連載。その後、ラジオ放送や書籍執筆、ワークショップなどを経ての今。
この本は、具体的な事例をもとにしたアドバイスが中心となっており、
文章を書くための”軸”を学べます。
しかし、それ以上にこの本を良いと思うのは、
ズーニーさんの真摯な思いです。
「読者に文章の書き方を理解させてあげたい」あいまいな説明をすることなく、
常に具体的でわかりやすい説明に、
心を砕いてくれています。
ブログや日記を綴っている方のみならず、
お願いやお詫びのメールの書き方を知りたい方にも、
おすすめの1冊だと思います。
もし書店で見かけたら、
ぜひご覧になってみてください。
P.S
↓以下
・もくじ(一部割愛)
・僕のレビュー
〜もくじ〜
『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
プロローグ:考えないという傷
第1章:機能する文章を目指す
第2章:7つの要件の思考法
第1節:意見
第2節:望む結果
第3節:論点
第4節:関係性
第5節:論拠
第6節:根本思想
第3章:文章の書き方―実践編
実践1:上司を説得する
実践2:お願いの文章を書く
実践3:議事録を書く
実践4:志望理由を書く
実践5:お詫びをする
実践6:メールを書く
第4章:より効果を出す!テクニック―上級編
第5章:その先の結果へ
エピローグ:あなたと私が出会った意味
〜僕のレビュー〜
この本は、僕にとって貴重な出会いとなりました。
なぜなら、もし出会わなければ、
前回の『あんたが卒業しなきゃ、お父さんに申し訳が立たない』を書くことはなかったからです。
ズーニーさんは、プロローグとエピローグに、
自らの成功と失敗を書き連ねてくれています。
僕はこのプロローグとエピローグがあったからこそ、
前回のような文章を書こうと決めました。
ここでは、実際の中身について触れませんが、
この2つの部分では「ズーニーさんがどうして文章を書く事を生業としているのか」を印象づけるストーリーが数多く記されています。
時間がない方は、プロローグとエピローグだけでもおすすめです!
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