2012年6月21日木曜日
No46. "あなたのことが羨ましい"
「もっと生きたい…」
袖を濡らしながら、
そんな言葉をつぶやきたい。
僕という人間は、自分の心と向き合うのがとっても下手なんだと思う。だから、心の充足感に気づかない。他人の心や周囲の期待に応えることは、得意。自分の気持ちを考えなくいいから。でも、自分の感じるものに気づくこと、それはむずかしい。
自分と他者、両者からのOK。
ここ15年間、「自分からのOK」と「他者からのOK」のバランスが、とれていなかったかな。小学時代は、前者がいちばん。中高・大学時代は、後者がいちばん。どっちにしても、その後の反発は大きかった。いまの僕は、「自分からのOK」を得たい。精神的な飢餓感があるから。これからの人生、その繰り返しなのかもね。
自分からのOK:自己実現
自分からのOKとは、なんなのか。具体的には、自分の気持ちに通じる振る舞いができること。
母「りんごとミカン、どっちが好き?」
子「りんご!」
母「りんご、たべたい?」
子「たべたい!」
母「じゃあ、どうぞ。」
子「いただきます!」
相手からどんな質問をされても、「自分はこうなんだ。」「こうしたいんだ。」って心から言えたり、そのように振る舞えること。
他者からのOK:他者からの承認
一方、他者からのOKは、なんなのか。具体的には、他者から最終的に認めてもらうこと。
自分「◯◯で働いてる。」
友人「すごいじゃん!」
自分「結婚したんだ。」
友人「おめでとう!」
自分「子どもいるんだ。」
友人「いいな〜!」
自分のことを伝えたり見せたりすることで、誰かから驚かれたりほめられたりすること。
もっとしあわせを感じたい。
正直、いまの僕は、他者からのOKを第一義にすることはない。自分の感じるものに、もっと向き合いたいから。
長生きしたい…
きれいなものを見たい…
ひとに会いたい…
そんなことを思えるようになりたい。これが、いまの僕のねがい。
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