2012年6月3日日曜日

No32. 書籍紹介『伝わる・揺さぶる!文章を書く』



今日、紹介するのは、
山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』という本。

ズーニーさんは、大学卒業後、ベネッセで小論文の雑誌編集長を務めました。00年にフリーランスとして独立し、『ほぼ日刊イトイ新聞』で7年にわたって連載。その後、ラジオ放送や書籍執筆、ワークショップなどを経ての今。

この本は、具体的な事例をもとにしたアドバイスが中心となっており、
文章を書くための”軸”を学べます。

しかし、それ以上にこの本を良いと思うのは、


ズーニーさんの真摯な思いです。
「読者に文章の書き方を理解させてあげたい」


あいまいな説明をすることなく、
常に具体的でわかりやすい説明に、
心を砕いてくれています。

ブログや日記を綴っている方のみならず、
お願いやお詫びのメールの書き方を知りたい方にも、
おすすめの1冊だと思います。

もし書店で見かけたら、
ぜひご覧になってみてください。


P.S

↓以下
・もくじ(一部割愛)
・僕のレビュー


〜もくじ〜
 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
プロローグ:考えないという傷
第1章:機能する文章を目指す
第2章:7つの要件の思考法
     第1節:意見
      第2節:望む結果
     第3節:論点
      第4節:関係性
     第5節:論拠
      第6節:根本思想
第3章:文章の書き方―実践編
     実践1:上司を説得する
     実践2:お願いの文章を書く
     実践3:議事録を書く
     実践4:志望理由を書く
     実践5:お詫びをする
     実践6:メールを書く
第4章:より効果を出す!テクニック―上級編
第5章:その先の結果へ
エピローグ:あなたと私が出会った意味




〜僕のレビュー〜
この本は、僕にとって貴重な出会いとなりました。

なぜなら、もし出会わなければ、
前回の『あんたが卒業しなきゃ、お父さんに申し訳が立たない』を書くことはなかったからです。

ズーニーさんは、プロローグとエピローグに、
自らの成功と失敗を書き連ねてくれています。

僕はこのプロローグとエピローグがあったからこそ、
前回のような文章を書こうと決めました。

ここでは、実際の中身について触れませんが、
この2つの部分では「ズーニーさんがどうして文章を書く事を生業としているのか」を印象づけるストーリーが数多く記されています。

時間がない方は、プロローグとエピローグだけでもおすすめです!

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